テレビ番組

あさイチ特集【離れて暮らす親の介護】呼び寄せたらどうなる?経験者の例と感想

2018年12月3日のNHK【あさイチ】では

「離れて暮らす親の介護 呼び寄せたらどうなる?」

の特集が放送されました。

自分の親はいつまでも元気でいるものと信じていたいけど、高齢化が進む現代において親の介護は誰しも避けられない現実問題。

今回は、離れて暮らす親を呼び寄せたらどうなるか?を子どもの視点から考えていくということで、非常に興味深い内容でした。

番組では実際に親を呼び寄せたケースも紹介されています。

経験者の話はとっても参考になりますね~。

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子どもが親の呼び寄せを考える時とは?

離れて暮らす親のことは気になるけど、「自分の親はまだ元気!大丈夫!」と根拠もないのにそう思っている人って結構いるのでは?

実は私もそのひとり。

時々親と電話で話しては、「元気そうでよかった!もう少し今のままでいいかな。」なんて思っています。

呼び寄せを本気で考えるようになるのは、きっと親に何か変化があった時。

番組に出演していた方も

  • クルマで軽微な事故を起こした時
  • 軽い認知症だとわかった時

と話していました。

だけど、本当は親が健康で元気にしているうちに、親の希望もしっかり聞いておくべきなのかもしれません。

だって、住み慣れた土地を離れるって、とってもエネルギーのいること。

呼び寄せた子どものほうは近くにきてくれて安心かもしれないけど、知り合いも誰もいない土地で新たなコミュニティを築き上げるなんて、高齢者にとっては相当なストレスになるわけで・・・。

実際、70代以上の方に「老後に暮らしたい場所」についてアンケートをとった結果がこちら。

  • 現在の家・・・55.9%
  • 今より利便性の高い都市・・・11.7%
  • 海外・・・5.9%
  • 子どもの家・・・2.9%

海外で暮らしたいという人よりも子どもの家で暮らしたいと思っている人のほうが少ないっていうのは、驚きです!

やっぱり長く住んだ家でずっと暮らしたいと思うのが当たり前。

親の意向・考え方をしっかり尊重しないといけないですね。

だから、子どもとしては近くに呼び寄せたいという気持ちもありますが、地元の介護サービスを上手に使いながら地元で暮らすという選択肢もあるということを知っておく必要もあります。

番組紹介の親の呼び寄せ経験者の例

認知症の母親を呼び寄せたケース

東京に住む小岩さん(女性)

新潟で一人暮らしをしていた母親が、4年ぶりにあったら孫のことが認識できない認知症になっていたとのこと。

慌てて半年間の介護休暇を取り、まずは家族を東京に残し実家に住み込むことにしました。

役所や包括支援センターに行ったり、デイサービスやショートステイも試しました。

最初は「私が最期まで見てやるぞ!」という勢いで行ったのに、親の介護は想像以上に大変で、結局介護休暇後に離職してしまったそうです。

しっかりしていた母親が通帳やハンコなどをどこに置いたかわからなくなるなど、認知症になったことがものすごくショックだったと言います。

小岩さんは一人娘なのですべて自分に負担がかかってしまい、その重圧で一時うつ状態にもなりました。

そして、母親を施設に入所させることを検討。

「東京はイヤだ!」と言う母親に「冬の間だけね」とウソをついて説得。

近くの施設に入所させたのですが、母親は施設のスタッフに心を開かなかったそうです。

もっとも悔やんでいることは、早いうちに話をしておけば、親も子どもも納得できる選択肢を選べたかもしれないということだと話します。

親の人生を私が決めちゃっていいのかな・・・という不安は今でも感じている、とのこと。

 

両親を呼び寄せてよかったケース

東京に住む谷川さん(男性)

両親を呼び寄せたきっかけは、父親がクルマで中学生と接触事故を起こしたこと。

親が将来に不安を感じた時こそ話を切り出すタイミングだと言います。

呼び寄せたあとの暮らしはどんなふうになるのかを具体的にじっくり1年かけて話し合ったそうです。

また、両親がともに元気な時に話し合ったのがよかったと話します。

さらに、呼び寄せる前に東京に何度も足を運び地域の環境なども見てもらうことで「ここに住むんだよ」ということを自覚してもらったのもよかった点とのこと。

一番大事なことは、時間をかけて話し合うこと。

スープの冷めない距離にいてお互いに安心できたそうですよ(*^^*)

ところが、東京に暮らし始めて3年、都会の暮らしに慣れた頃に父親が亡くなったそうです。

そこでまた話し合い、母親は有料老人ホームに入所することに。

近くの施設を何度も見学し、スタッフの人柄がよかったのが決め手となり、自宅からクルマで20分の施設に入所を決めました。

費用は、入居に600万円、月々20万円だそうです。(グレード高め)

その費用は、田舎の実家を売ることで捻出したとのこと。

現在は子どもや孫も含め、1週間に1回は必ず誰かが老人ホームを訪問し、一緒に写真を撮っているそうです。

母親は「毎回誰かが来てくれるのが楽しみ」と笑顔で話していました。

 

介護に正解はないと思います。

決して近くに呼び寄せることだけが正しいわけじゃない。

やっと納得して呼び寄せたところで、新しいコミュニティ・人間関係が築けなければ孤独を感じてしまいます。

だからこそ、どうしたいのかという本人の希望も含め、家族でよく話し合うことが大事なんですね。

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【あさイチ】視聴後の反響・感想は?

ツイッターのほうにもたくさんの反響があるようです。


親の介護については、たとえ「今すぐ!」という差し迫った問題でないとしても、現実として目を背けてばかりいられない大事なこと。

介護経験者の話はとっても参考になりましたが、いろいろ考えさせられる特集でした。

まとめ

あさイチ特集「離れて暮らす親の介護 呼び寄せたらどうなる?」についてまとめてみました。

誰にでも必ず巡ってくる問題。

介護する側もされる側も納得して人生を過ごせるように、やはり現実問題になる前から親とじっくり話し合う時間を作らないといけないということですね。

私もお正月に帰省したら、ちょっと触れてみたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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