TBSで毎週日曜日23:00から放送されている「情熱大陸」。
この番組は、さまざまな分野で活躍する人たちを密着しその活動を紹介するドキュメンタリー番組ですが、9月9日の放送は、ヨルダンで活動中のNPO職員「松永晴子」さんの特集です。
国際協力団体「国境なき子どもたち」の現地統括として活動する松永さんは、いったいどんな人物なのか、なぜこの地で活動をしているのか、などを調べてみましたよ!
松永晴子の学歴や職業などプロフィール

<出典:毎日新聞 週刊サラダぼうる・きらり>
プロフィール
名前 | 松永 晴子(まつなが はるこ) |
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生まれた年 | 1980年 |
出身地 | 愛知県 |
学歴 | 筑波大学大学院芸術研究科芸術学彫塑分野修了 |
所属 | NPO法人「国境なき子どもたち」 |
ご両親の影響で、幼い頃から音楽や芸術に親しんでいたとのこと。
ご両親の詳細については知ることはできませんでしたが、日常からすぐそばに音楽や芸術がある環境だったということでしょうね。
大学院での学びを修了したのち、大学・高校などで美術の先生として働いていました。
経歴
- 2009年 ベトナムで美術教員として働く
- 2011年 青年海外協力隊としてヨルダンで美術教育に携わる
- 2014年 認定NPO法人「国境なき子どもたち」での活動開始
現在は、難民支援の現地事業統括として教育支援を行っています。
<出典:情熱大陸>
教育支援といっても、具体的にどんなことをしているのかというと・・・
ヨルダンの教育省と手を組み、多くの難民の子どもたちにアクティビティや歌・踊り・演劇や作文などを取り入れた授業を行っています。

<出典:国境なき子どもたち>
戦争と隣り合わせで生活してきた傷ついた子どもたちの心を癒し、学校に通う意欲を高めてもらうような活動です。
また、欠席が続く生徒の家庭訪問をして、学校に足を運ぶよう働きかけもします。
もともと美術の先生として教育に携わっていたとはいえ、日本の教育現場とはまったく違うわけですよね。
それに輪をかけて心に傷を負った子どもたちのケアもしなければならない。
松永さんは、よほど強い使命感と責任感を持った女性ではないかと推測されます。
松永晴子は結婚してる?
さて、松永さんは2009年にベトナムで美術の先生として働き始めたということは、今年で海外生活9年目。
1980年生まれなので、今年38歳です。
青年海外協力隊に参加された方って、テレビ等で紹介されているのを見ると、現地の方や一緒に活動していた方とご結婚されるパターンが多いように思うのですが・・・
松永さんは?
現在のところ独身だそうです。
「私は日本人と結婚したい。」
とおっしゃっているようなのですが、この言葉だけでは彼氏がいるのかいないのかはわかりませんね(^^;)
この件に関する情報はいろいろ探してみましたが、知ることはできませんでした。
まったくのフリーで彼氏募集中なのか、それとも結婚したいと願う日本人男性が存在するのか?
いずれにしても、笑顔のステキな大人の女性ですから、そのうち「結婚!」という噂も聞こえてくるかもしれませんね(*^^*)
松永晴子がヨルダンで生活する理由
難民キャンプでは、音楽の授業で祖国の歌を歌う時に泣き出す子どもがいたり、飛行機の音を聞いただけで泣きながら耳をふさぎしゃがみこむ子どもがいたり、戦争や人の死が非常に身近なのだそうです。
そんな子どもたちを普段から見ている松永さんだからこその強い思いがあるようです。
「いつ頃までに戦争は終わるよ」なんて根拠のない言葉で勇気づけることはできない。
子どもたちがこれまでに負ってきた心の傷をリセットすることは簡単じゃない。
だからこそ、子どもたちには頑張って勉強をしてほしい、と話します。
難民キャンプで生活する子どもたちが持っている将来の選択肢は少ない。
その少ない選択肢の中で、自分の未来を切り開くためにも、将来祖国を復興させるためにも、もっとも有効なのは学業だと松永さんは信じています。
子どもたちの将来を思う強い気持ちがあるからこそ、松永さんは日本から遠く離れたヨルダンで前向きに活動されているんですね。
つくづく芯の強い、愛情深い女性だな~と感じました。

<出典:女性自身>
まとめ
いかがでしたか。
松永さんが活動する「国境なき子どもたち」はNPO法人です。
NPO法人ということは、非営利団体。
すなわち、営利を目的とせずに活動する団体です。
しかも松永さんは日本とは比べものにならないほど不便で不安定な異国の地「ヨルダン」で活動をしています。
誰もができることではありません。
今後どれくらいヨルダンに駐在するかわかりませんが、安全には十分注意して活動を続けてほしいと願います。
そして、松永さんが願うように、難民キャンプの子どもたちがいつか自分たちの力で夢を叶えられる日が来ますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。