新ごぼうがおいしい季節ですね。
やわらかくて優しい風味の新ごぼうは、定番・きんぴらごぼうはもちろん、サラダや煮物にも大活躍!
その新ごぼうで作る【すりおろしごぼう】が、いろいろな料理にコクと深みをプラスする万能調味料になるのだとか。
調味料としてごぼうを使うなんて発想は今までなかった私は気になる気になる!
今回は、NHKあさイチで紹介の【すりおろしごぼう】についてまとめてみました。
すりおろしごぼうの作り方と保存方法
では、作り方から紹介していきますね。
その前に・・・ごぼうの下ごしらえ、もしかしてあなたは間違っていませんか?
こちらの記事でチェックしてみてくださいね。

すりおろしごぼうの作り方
【材料】
- ごぼう ・・・200g
- 水 ・・・100㎖
【作り方】
- ごぼうを軽く洗い、5㎜くらいに切る。(皮はむかない)
- 100mlの水を加え、ミキサーでペースト状にする。
- フライパンにペースト状にしたごぼうを平らに広げ、蓋をして強火で2分加熱する。(油はひかない)
- 火を止め、全体的に混ぜて完成!
万能調味料っていうからいろいろ混ぜて作るのかと思いきや、シンプルかつ簡単すぎて拍子抜けです(^^;)
さっそく作ろうと思うのですが、わが家のミキサーは実家にレンタル中・・・
もとは「すりおろしごぼう」という名称なのだから、すりおろし器ですりおろすというやり方もありですよね!
ただし、できるだけ目の細かいすりおろし器を使ったほうがよさそうです。
すりおろし器でもできることはできるのですが、ごぼうは固い根野菜なので、完全手動のすりおろし器では肩も腕も疲れます・・・。
すりおろしごぼうの保存方法
密閉できる保存袋に入れれば、冷蔵か冷凍で保存可能。
- 冷蔵保存・・・1週間
- 冷凍保存・・・2か月
冷凍保存をするのなら、ジップロックなどに薄ーくのばして入れるといいです。
必要な量だけ割って使えるので便利ですよ。
1回分の使用量はティースプーン1杯程度。
お好みに合わせて増減してください。
すりおろしごぼうを作ってみた
ジャン!

すりおろしごぼうを作ってみましたよ!
新ごぼうでアクが少ないからなのか、思ったより黒く変色しませんでした。
作りたてだからかなぁ・・・
でもミキサーを使っていないので、粗めだし繊維質もしっかり残っています(^^;)
フライパンで加熱している時は、ごぼうの香りが熱によって引き立っている感じがしました。
できあがって冷めてしまうと、あまりごぼうの香りはしなくなりますね。
まずは基本中の基本、味噌汁に加えてみましたよ!
感想は・・・
いつもの味噌汁にごぼう特有の風味がほんのりプラスされます。
味はたしかに深みが増しますね。
単純にいつもの味噌汁ではなく、口の中に旨味が広がる感じです。
ちなみに、ミキサーは使用せずすりおろし器を使ったので、結構ごぼうの繊維質は残っています。
ごぼうの風味ととともに食感も味わえるので、私のようなごぼう好きにはたまらない!
逆にごぼうが苦手な人はダメかもしれませんね・・・。
次に、ギョウザのたれにもすりおろしごぼうを使ってみました。
これ、個人的に大ヒット!
味噌汁同様、すりおろしごぼうを加えることで味に変化が現れるのですが、うまい表現が見つからない・・・。
深みが増す?っていうのかなぁ。
おいしいです♪
すりおろしごぼうで料理にコクと深みが出るのはなぜ?
すりおろしごぼうを料理に加えることで味にコクと深みが現れる、その理由は・・・
ごぼうの独特な香り成分にその秘密が隠されているようです。
ごぼうの香り成分が、一部の赤ワインにも含まれているのだそう。
赤ワインは料理に使うことで、深い味わいになりますよね。
つまり、ごぼうも同様。
ごぼうを料理に加えることで、赤ワインでコクを出したように感じられるんですって!
赤ワインとごぼうじゃオシャレ度がまったく違いますが、料理にプラスされるコクや深みは赤ワイン並みなんて、地味なごぼうも捨てたもんじゃありませんね。
ごぼうはなんとなく和食のイメージですが、すりおろしごぼうをスパゲティやスープに加えても深い味わいに変化するようですよ!
まとめ
万能調味料【すりおろしごぼう】についてまとめてみました。
ザ・和食!というイメージのごぼうが、まさかどんな料理もおいしく変化させる万能調味料になるとは想像もしていませんでしたが、実際に料理に加えてみたらおいしい!
作り方はとっても簡単なので、ぜひあなたも試してみて!
ごぼうのイメージが変わるかもしれませんよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。