日本の食卓の定番といえば「みそ汁」。
みそは「医者殺し」といわれるほど栄養価が高く、優れたバランスを持つスーパーフードだということはご存知でしょうか。
そう、みそは日本の健康を支えるすばらしい食材なんですね~。
そんなみそを使った日本人のソウルフード「みそ汁」が、順天堂大学の小林弘幸教授の手によってパワーアップ!
小林教授が考案した「長生きみそ汁」が、自律神経を整えて、多くの女性が悩む便秘の改善にも効果があるというんです!
今回は、その長生きみそ汁の作り方と効果についてまとめてみました。
長生きみそ汁【スペシャル味噌】の分量と作り方
順天堂大学の小林弘幸教授が考案した長生きみそ汁の基本「スペシャル味噌」を作ってみましょう!
普通、みそ汁を作るときはだしを取りますが、スペシャル味噌にはだしは入れません。
材料の旨味がたっぷりなので、だしがなくても大丈夫なのです!
材料
- 赤みそ・・・80g
- 白みそ・・・80g
- すりおろした玉ねぎ・・・1個分(150g)
- リンゴ酢・・・大さじ1
(30gの味噌玉10個分の材料です)
作り方
- ボウルにたまねぎをすりおろす
- ①に残りの材料を加え、泡だて器で混ぜ合わせる
- 製氷皿に入れて、冷凍庫で凍らせる
たったこれだけ!
なんて簡単なのでしょう!
- 1日1個がおすすめ。
- 保存期間の目安は冷凍庫で2週間。
- 1個30グラムでみそ汁1杯分(150ml)なので、ご家庭の製氷皿のサイズをあらかじめチェック。
お湯に溶かしてそのまま飲んでもOK。
好みの具材を加えると栄養も摂れてより一層おいしくいただけますね(*^^*)
長生きみそ汁の効果
順天堂大学の小林教授が長生きみそ汁を薦める理由は、4つの素材の組み合わせに秘密が隠されています。
赤みそには、メラノイジンという抗酸化作用のある成分が豊富です。
白みそには、ストレスを軽減する天然アミノ酸「GABA」がたっぷり含まれています。
玉ねぎには、解毒効果のあるアリシンと、血管をしなやかにするケルセチンという成分が豊富に含まれています。
リンゴ酢には、余分な塩分を体外へ排出するカリウムと、抗酸化力の強いリンゴポリフェノールが含まれています。
聞いただけでも体によさそうな成分が含まれているこの4つの素材を組み合わせることで、自律神経を整える相乗効果が生まれるのだそうですよ!
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分かれているというのは聞いたことがある方も多いはず。
この2つのバランスがうまくとれていることによって健康な生活ができているんですね。
ところが、交感神経と副交感神経のバランスが乱れると免疫力の低下が起こってしまい、体が不調を訴えるというわけです。
自律神経のバランスが崩れると、慢性的な便秘になったり、高血圧や心筋梗塞などの病気にかかりやすくなったり、がんのリスクも高まったりします。
健康な体を維持するためには、いかに自律神経のバランスが大事かということがわかりますね。
そっか、慢性的な便秘は自律神経の乱れが原因かも!
それなら「長生きみそ汁」で体質改善をすれば、長年付き合っている便秘とさよならできるかも~♪
そうなんです!
みそは、たんぱく質やビタミン・食物繊維を豊富に含む大豆が原料。
この大豆が発酵してアミノ酸を作り出すみそは、とっても栄養豊富な食材なんですね。
ここに玉ねぎやリンゴ酢の成分が加わることでパワーアップ!
さらに野菜などさまざまな具材をプラスして作ったみそ汁は、腸内環境を整える最強メニューというわけです。
長生きみそ汁は1日1杯飲み続けることで、ほかにもこーんな効果があるんです!
【長生きみそ汁の効果 まとめ】
- 自律神経を整える
- 腸内環境を整える
- 血液をサラサラにする
- 生活習慣病の予防
- 疲労回復
- メンタルトラブルを防ぐ
- 老化のスピードを抑える
うわぁ、長生きみそ汁最強!
健康で若さを保つためには、長生きみそ汁ははずせない!?
スペシャル味噌を作り置きして継続してみる価値ありですね!
これ、1食分をお弁当とともにだんなさまに持たせることもできますね(*^^*)
長生きみそ汁考案者の本
今回紹介した「長生きみそ汁」の本はこちら。
小林弘幸教授の著書です。
テレビでも取り上げられているので、かなり話題の本です。
私の母もテレビを見て「ネットで注文して!」っていうから、買って差しあげました(笑)
そろそろ効果も実感している頃でしょうか。
聞いてみようと思います。
まとめ
テレビでも話題の「長生きみそ汁」の作り方と効果についてまとめました。
いつものみそ汁にちょっと手間を加えることで体質が改善できるなんてうれしいですよね。
みなさんもぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。