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災害時にご飯を炊く方法はこれ!ポリ袋と湯せんでおいしいご飯の完成!

地震をはじめ、台風や大雨による河川の氾濫など、このところ自然災害が続いています。

そして自然が猛威を振るった結果、電気や水道などのライフラインがストップして、思いがけず被災者になってしまうことだってあり得ます。

自分が被災者になってしまった場合の準備はできていますか?

ライフラインが復旧するまでの間、不自由な中でも生活していく自信はありますか?

今回は、電気もガスも水道もストップしてしまった時でも、ご飯が簡単においしく炊ける方法をご紹介します!

これ、キャンプなどアウトドアでも使える方法ですよd(^_^)

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ご飯を炊く準備をしよう!  <準備編>

今回ご紹介するのは、ポリ袋を使ってご飯を炊く方法です。

ポリ袋の中でご飯ができてしまうので、鍋を汚さずに済みます。

ご飯をポリ袋に入れたままおにぎりにしちゃえば、皿だって汚さずに済みます!

これ、使える水の量が制限されている時にめちゃめちゃオススメの方法ですよ(´艸`*)

まずは材料から。

材料 (2人分)

  • 米   1合(200ccの計量カップ使用)
  • 水   220~240cc(米の量の1.1~1.2倍)
  • 食品保存用ポリ袋   1~2枚
  • カセットコンロなど   1台

 

※ 米は、使用できる水の量に余裕がある時だけ研ぐようにしましょう。無洗米でなくても大丈夫!

※ ポリ袋は、1枚でも十分ですが、薄くて心配な場合は2枚重ねで使用しましょう。

※ カセットコンロでも、キャンプ用のコンロ(シングルバーナーでもいける!)でも大丈夫!

 

ここで注意!

ポリ袋は、耐熱性の高密度ポリエチレンの袋を使用します。

ポリ袋に入った米を熱湯で湯せんするわけですから、100℃に耐えられるものでなければいけません。

大丈夫!と思って調理しても、湯せんしている間にポリ袋が熱に耐えられずに溶けてしまったら悲しいじゃないですか。

だから、使用前に必ず耐熱温度はチェックしましょう!

「ところで、高密度ポリエチレンってどんな袋?」という声が聞こえてきそうですね。

イメージとしては、スーパーに置いてある半透明のシャカシャカ音がする袋です。

あのポリ袋で調理可能なのだそうですが・・・すみません、私は試したことがありません・・・。

耐熱温度が確認できないから。

ただ、残念なことに、ポリ袋のパッケージには耐冷温度は記載されていても、耐熱温度が明記されているものが意外と少ないんですね。

だから、安全安心に調理するために、耐熱温度がわかっているものを使用しましょう!

今回使用したのはこちら。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

岩谷マテリアル アイラップ 35cm×25cm (60枚) ポリ袋
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耐熱温度は120℃以下。

パッケージには熱湯ボイルが可能であることと、120℃以下で使用できることがしっかり記載されているので安心です。

ちなみに、ジップロックは耐熱温度100℃という記載がありました。

大丈夫かな・・・と心配な方は、私が使用した「アイラップ」か熱湯調理可のポリ袋を使ってみてください(^_^)

 

冒頭にも記載しましたが、いつ災害が起きてライフラインがストップしてしまうかわかりませんので、調理可能なポリ袋も非常用に準備しておくことをオススメします。

調理以外にもポリ袋はいろいろな用途に使えますからね。

ご飯を炊いてみよう!  <実践編>

それでは、いよいよ調理開始!

① ポリ袋に米と水を入れます。

② なるべく空気が入らないようにして、ポリ袋を結びます。

③ 30分放置。 米にしっかり吸水させます。

④ 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら米の入ったポリ袋を入れ、20分炊きます。

沸騰している状態であれば、火加減は弱火でもOK。

今回はIHクッキングヒーターを使用。ガスコンロを使用する場合は、ポリ袋に火がつかないよう注意!

 

10分くらい経過した頃から音が変わってきました。

袋の中の水分がなくなってきて、米が膨らんできましたよ!

 

⑤ 20分経過したら火を止め、蓋をして15分蒸らします。

⑥ 完成です! 袋をあけて軽くほぐしましょう。

お皿にラップをしてその上にご飯を盛れば、お皿を洗わずに済みますね(^_^)

 

 

 

普通にお茶碗に盛っちゃいました(^^;)

だけど、ちゃんと炊きあがっているのは確認していただけると思います。

 

 

今回は、水の使用量が制限されていることを想定して、米を研がずに調理してみました。

少し粉っぽい香りは残りましたが、ふっくらおいしいご飯が炊けましたよ!

分量を半分(1人分)にして一度にたくさん調理をすれば、袋に入ったまま個別にしかも衛生的に配ることもできますねd(^_^)

また、水の分量を変えればおかゆにもなるので、小さなお子さんや年配の方の食事も作ることができますよ!

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ご飯だけじゃないもったいない!こんな調理方法も  <応用編>

鍋にお湯を沸かしポリ袋でご飯を炊くということは、別のものもポリ袋に入れて同時に調理できるのでは??

たとえば、レトルトカレーを一緒にボイルすれば、カレーライスのできあがり!

被災して不便な生活をしている時に温かいカレーが食べられるなんて、ちょっとした幸せを感じることができますね。

レトルト食品に限らず、野菜やお肉をゆでることだって可能です。

そう考えると、レシピの幅が広がるのではないでしょうか。

ここでひとつレシピを紹介。

 

だし巻き卵

 

普段だし巻き卵を作る際の材料をポリ袋に入れ、袋の上から混ぜ合わせます。

ポリ袋が破れないように、やさしく丁寧に混ぜ合わせてくださいね。

ご飯を炊いた時と同じように、空気を抜いてポリ袋を結びます。

あとは、沸騰したお湯で15分ほど煮ると、だし巻き卵の完成です!

お湯から取り出し、温かいうちに袋ごと形を整えると見た目もGOOD!

味も、普段作るだし巻き卵と同じです(^_^)

 

まとめ

わが家は、東日本大震災の際に被災しました。

電気も水道も使えないとても不便な数日を過ごしたわけですが、キャンプ用品を使って鍋でご飯を炊くなど、工夫しながら乗り切りました。

でも、実はポリ袋でご飯を炊くことができたんですね!

被災した当時、その方法を知っていたなら、貴重な水をもっと節約することができたはず。

また今度いつ災害に見舞われるかわかりません。

普段から防災を意識し、生き抜くための知恵はひとつでも多く持っていたほうがいいと思います。

この記事が、読んでくださった方のお役に立てればとってもうれしいです(*^^*)

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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