「家事も育児もママの仕事。手抜きをしたら罪悪感が残るだけ。」
あなたはこう思って日々奮闘していませんか?
・・・それ、間違ってますから!
仕事もして、おうちのことも完璧にこなすなんて、はっきり言って無理です!
自分に完璧を求めた結果、パンクしてしまった過去を持つ私が、
「あなたが失敗しないために今からできる手抜き術」を紹介します。
「家事は手抜きできない」は勝手な思い込み
「こうしなければいけない」「こうでなければいけない」
と何事も決めようとしていませんか?
「仕事をしていても、子供たちのご飯は毎日ちゃんと手作りしないといけない」
「家はいつ誰が来ても恥ずかしくないようにきれいにしておかなければいけない」
私はそんなふうに勝手に自分の中で決めつけていました。
何かにつけて自分ルールを作り、完璧な妻・完璧な母・完璧な自分を目指していたんですね。
子供に対しても
「もっと○○してあげたいのに・・・あれもこれもやることがありすぎて構ってあげられていない・・・」
とよく自己嫌悪に陥っていました。
そのことをママ友に相談すると
「なんでもやってしまうからしんどいんだよ。」
「今日は一日何にもしない!って宣言して、本当に何もしなかったらいいの!」
「一日やらなくたって誰も困らないから~」
とよく言われたものです。
そして夫からも
「たまにはうどんとか卵かけご飯とかでもいいんだよ。子供は毎日保育園でもちゃんと食べてるんだし。」
と言われました。
それなのに、自分自身の呪縛からなかなか抜け出せず・・・
「いやいや、やらなかったら次の日にやることが増えるだけじゃん!」
「晩御飯に卵かけご飯なんて手抜きすぎでしょー!」
と言っていました。
なぜ私がそんなに一人で頑張っていたのか?
一言で言うと「古い考えの人間だから。」
家事も育児も女の仕事。男の人にさせてはいけない。
そんなガッチガチの固定観念に囚われてしまっていたんです。
だけど、仕事をしながらそんな生活をしていたらストレスがたまる一方。
そうやって自分自身をがんじがらめにした生活を続けていると・・・とうとうその時が来てしまったんです!
ドッカーーーン!!!
「私が仕事してなかったら、おうちのことも子供のこともちゃんとやらないといけないんだと思う。でも、仕事してると全部はできない。なんで家事も育児も半分半分じゃないの?手伝って!」
おかしいですよね、自分が完璧を求めてそうしていたのに・・・。
すると夫からは、
「言ってくれたらやるのに。」
とケロっと言われてしまいました。
なにそれ!?
私はそんなあんたがケロっと言えることに毎日追われてたのにぃー!
怒りにも似た感情が沸いてはきましたが、
この爆発をきっかけに、少しずつ自分の呪縛を解いて手伝ってもらうことにしました。
実はあなたも私と同じ古い人間ではないですか?
家事や育児は女性じゃなくてもできるんです!
そして完璧にやる必要もありません。
決してあなたが気にする「手抜き」ではないですよ!
あなたがすべて一人でやってきたことを少しずつ旦那さんにシフトしていきましょう。
最初は忍耐が必要です。
「私がやったほうが早い。」
そう思っても、ガマンガマン。
ここでポイントをまとめます。
- 完璧主義者からの脱却!
周りの人は本当にそこまで完璧を求めていますか?
- 手抜きだと思うことをやめる!
できないことは手伝ってもらいましょう!
- 旦那さんには完成度を求めない!
自分が楽になるために、旦那さんが成長するまで見守る。
「育児は手抜きするのがちょうどいい」罪悪感とはさようなら
完璧主義者のあなたですから、きっと「育児も完璧にしなくちゃ!」と思っていることでしょう。
だけど、子供はなんでもできる完璧なママを求めてはいません。
子供はお母さんと一緒にいるだけで幸せなんです。
子供番組を子供の横に座って一緒に見てあげるだけで、それも十分な育児だと私は思います。
特別なことをする必要はありません。
毎日抱きしめてあげる、手をつなぐ
そんなことで子供は十分にあなたの愛情を感じてくれています。
だから、育児においては手抜きをしているなんて罪悪感を持たず、一緒に過ごす時間を大切にしてあげてください。
我が家では、私がいい母卒業宣言をしてから、子供にもいろんなことを手伝ってもらうようにしています。
一緒に靴をそろえるとか、本当に些細なことでも子供にとっては楽しい時間になっていたようで、保育園でそのことを自慢していたそうです。
育児って、実は子供を育てるという意味だけではなく、「育自」自分も一緒に育っていくことではないでしょうか。
まとめます。
- 完璧な母なんて誰も求めていない。罪悪感とはさようなら。
- 育児は手抜きするくらいがちょうどいい。子供と一緒の時間を大切に!
- 育児は育自。子供と一緒に成長しましょう!
子育てと仕事の両立に限界を感じないためのアドバイス
子育てと仕事を両立しているあなたは、いつも時間に追われていますよね。
私もそうでした。
仕事が終わったら、早く保育園にお迎えに行かなくちゃ!
おうちに帰ったら、すぐにご飯を作って食べさせなくちゃ!
早くお風呂に入れて寝せなくちゃ!
早く早くの連続です。
だから、気持ちに余裕がなくなっていることもしばしば。
そんな生活の中で、私がよくやらかしていた失敗は「仕事を家庭に持ち込むこと」。
おうちで仕事をするわけではなく、会社でのストレスを家庭に持ち込んでしまうことです。子供は無邪気に「ママ!ママ!」って話しかけてくるのに、その日会社で嫌なことがあると子供に八つ当たりしてしまったり・・・。
そんなことでよく後悔もしました。
あなたにはそんな経験はありませんか?
子育てと仕事を上手に両立するために大切なことは
「気持ちを切り替えること!」
保育園にお迎えに行くまでに、お仕事モードからおうちモードに気持ちを切り替えましょう!
私は仕事でストレスを感じた時は、車通勤だったので、大音量で音楽をかけて歌っていました。
車通勤だからできることではあるけど、この方法はかなり効果的です。
とにかく仕事のことは忘れて、我が子をお迎えに行きましょう。
そのために、通勤中にできるあなたにぴったりの気分転換法を見つけることをお勧めします。
まとめ
子育てと仕事を両立している完璧主義者のママへ、手抜きは悪いことではないよ!ということをお伝えしたくて、私の経験談をお話してみました。
いいママとして完璧にこなしたい気持ちはよくわかります。
だけど、旦那さんもお子さんもそこまでデキルあなたを求めていません!
できないときは、旦那さんにどんどん甘えましょう。
忙しくバタバタ動いていないで、子供と一緒に楽しい時間を過ごしましょう。
家庭と仕事の両立は大変だからこそ、無理はせず完璧主義者からの脱却を試みてください。
ちょっと考え方を変えるだけで、罪悪感は無くなるはずですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。